5日の3時公演、初観劇でした。
「生まれてはじめて、大劇場の宙公演初日を見なかった」私です(^^;)。
そりゃあね、設立当時から、ずっと、ずーっといたんですからね。(遠い眼)
『維新回天・竜馬伝!』
−硬派・坂本竜馬II−を、ドラマシティで見ています。
それに比べるとずいぶんとダイジェストでしたけど、懐かしい場面がいっぱい(^^;)。
出演者一同、明るく、軽快に、イキイキと演じてくれているし、男の生き様群像だと石田作品は嫌じゃないんですよ。
まあ、乱暴な時代考証はあるけど、わかっててやるんなら、いいじゃないですか。
好きですよ、西郷さんの拡声器とか、「テクニシャンでごわす」とか(^^;)。
御前の竜馬の羽織の紋が「宝塚音楽学校」です(^^;)。
それに、かしちゃんもタニもとっても若くて、「青春幕末グラフィティ」でしたよ、確かに。
新加入の蘭とむもほっくんも、まっすぐだったので嬉しかったし。
それに比べたら宙組育ちの若手にはまだタレント性がなくて…まあ、予想できたのですが(^^;)、男役連中は化粧もまあ大丈夫で、ちょっと安心しました。公演も終盤になって、もっとタレント性だしていけたらいいなー。スター候補生まで職人気質だったら困りますから(^^;)。
ほさちのお竜を見ているので、るいちゃん、正直ちょっと物足りないです。男役だったんだけど、キツイ役とか不得意なのかなあ〜。もっとはじけたほうがきっと本人も楽しいと思います。
さなこのたっちんも、明るいタレント芝居は苦手みたいですねー(^^;)。渚あきちゃん、うまかったからなあ(^^;)。
お公家の、あゆみさんとゆっちがめっちゃいいですね〜。
誰かわからんくらいすごい化粧で、しかもカワイイ(^◇^;)!
邦なつきさんは、こっちをやりたかったかもしれないわ〜。
その他の娘役さんがたは、「望郷は海を越えて」「おーい春風さん/春ふたたび」「里見八犬伝」以来の、石田日本モノで、しかも外人ででもでる、という過酷な運命にさらされ、まあ白すぎたり、芸者なのに肌色だったり、いろんな色ででています(^^;)。さぞかし舞台稽古はすごかったのだろう…
もし回数を見られる方、娘役の地色チェックも面白いのでやってみましょう。
『ザ・クラシック』−I LOVE CHOPIN−
セットはすばらしくキレイです。
でも、内容はなあ…
テーマがある草野作品としては、いい点数あげられないです。しかも、「タランテラ!」みたいな複雑で盛りだくさんなもの見た後なので、転換とかがとっても単純。
許せないのは、衣装の色みだ…!!
花總まりさんの衣装が1点でています。
「ザ・レビュー99」の、アトランティックの赤いガウン。るいちゃんがきれいに着ていました。
すっかり模様替えした宙組、「天まで届け」という設立当時のマインドはきっちりあるように感じました。
1作でやめてしまうのは惜しいなあ…
musette
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