高みから舞い降りた 白い鳥 その冷たい優美な姿 わたしを愛して 帰る翼なくした わたしにすべて与え 捧げ ねたみも憎しみも のみこみ 裸のままふるえた
夜ごとの夢のなかで 甘い血を流し その紅さで その温かさで 新しい世界への扉 閉ざした
わたしも盲いた どこにも帰れない 答えすら見えない
writed by musette/2006.9.28