とおーーーい席で見て参りました。
楽しかったーーーσ(^◇^;)。
原作にはなかった、日本語のおかしなところは改良されているのに、新たに変な追加がされているという不思議さ。
フェルゼンとアントワネットとオスカル編ともいうべき新しいバージョンでしたね(^^;;;。
いちばん違うのは今宵一夜とバスティーユが2幕に移動したってことでしょうか。
しかしジェローデルが「オスカルは死にました。バスティーユの戦闘で…」のあとで思い出話…。
いままでは「バスティーユの戦闘で戦死しました」という馬から落馬なせりふだったんですが、ちょっぴりカットして日本語がマシになりました。
フェルゼン邸の庭(新!)で語られるので、次がいきなりオスカルのお部屋とはいかず、ノルさんみたいに「愛の巡礼」歌いながら銀橋を渡ります…。
それでいきなりアンドレを呼びつけて「私を抱け」。
アンドレはセピア色の化石も語れずいきなり「生きてきて良かった」となります(・・;)。
しかしな。バスティーユはともかく、ジェローデルは今宵一夜も見てたってゆーのか?????
ぽりーん先生は「ぢゃあ1幕の終わりはなに?」とマニアックな質問をしてきました。
よい質問ですねヾ(@°▽°@)ノ。
スウェーデンに帰るというフェルゼンは宮廷のみなさんの前で「おまえはまだ独り身だったのか」とプロヴァンス伯にいぢめられ、追いつめられます。婚約などしていないことを白状させられ、好奇心むきだしの国王陛下に尋ねられ、そこで愛についてひとくさり説きます。
ここでたまらない新演出。
「身を引く愛…」
「耐える愛…」
「すべてを包み込む愛…」
などとフェルゼンにたとえ話のネタにされ、さらに該当者は一歩前に進み出るのです。
フェルゼンは確認しません。一歩前に出ても、他の人は気づいていないようです。
…でも、ジャルジェ将軍はオスカルが一歩前に出るのを制するのですが…オスカルがフェルゼンを好きなことをいつ知ったの????
さらに、「私を愛した人は白薔薇のような人だ」などと語り始めるので、これまで蚊帳の外(笑)で、お別れなのにフェルゼンの口からそれほど自分のことを語ってもらえないアントワネットは我慢ならず「私もーー!」とまろび出るのですが、陛下に止められます。やっぱり誰も見ていません。
全ツではなかった見せ場、ゆけフェルゼンがあってよかったー。
CGの背景、木々の間をぬけアーチ型の橋を駆け抜け、草原の田舎道をひたすら走る、という内容はほとんど同じでしたが、レンダリングが細かくなってました\(^^\)(/^^)/。5年たてば技術も進歩しますからねーーー!
でも同じ樹が同間隔で何度も何度も…(^^;;;。
となみアントワネット、あでやかで華やかで美しかったぁ(^0^)。さぞ楽しく遊興したり宝石を買って浮かれてたりしたんだろうなあ〜。
革命委員会の一人にビンタされて倒れてしまったところなんて、ちょっと身のキケンを感じました(O.O;)(oo;)。
軽快だし、あでやかさとボレロは、花總まりさんを超えてましたねー。
お芝居はまだまだ上に行けると思います。これからにも期待。(楽あたりは、きっちりお芝居もつながっていてすばらしいアントワネットになっていました。)
衣装は、赤のベルベットに銀の刺繍のもの、以外は星奈さんと花總さんの有りものかと思います。
お舟のは花總さんのではないけれど新調かどうかわかりません。
コムオスカルは、わりと予想通りでした。
ブイエ将軍に「命が惜しければ黙ってきけ!」というところが「きけい!」と妙に日本物ぽくてツボに入りました(^_^;)。
フィナーレが、小雨降る径(懐かし!)、バラタン(熱かった!)、ボレロ、オマージュと続いてたいへん豪華でございます。
やっぱりベルばらは見たら楽しいわーー!