musetteの公演レポート

YOKA WAO CONCERT

2007.2.1 (musette)

27日12時半、28日5時をみてきました…
コンサート前半の盛り上がりに「ドン引きした」という同行者。
なんか期待してきたのかい…??
まあ、私も引きました。
「ああ、この人、こんなことしてる人じゃないのに…」と思いながら手拍子してると何度もずれました(^^;)。

小池先生は「わりとうまく作れたと思っている」ときいてました。
ノリと大人のバランス、ライト、セット、けっこういい構成でしたよね。
たかこさんは、ファンの希望をできるだけかなえようとしている姿勢はとってもよいと思うのです。既存のファンは喜びますからね。
でも、いままでと同じく、自分なりのビジョンやセンスがほとんど感じられなかったので、自分を徹すと、次の新しい世界が広がっていかない。
まあ、ずんこさんみたいに、あまりにも独自の世界に行ってしまってもたいへんですけどね(^^;)。

まりちゃんは、嬉々としてやってましたね。宝塚時代、こんなふうにアンサンブルで入る時代はほとんどなかったもんなぁ。
速いテンポのダンスはたいしたことないなりにまあ、踊ってる。これだけ速いのは初めてなんじゃない?あ、グロリアスのホットパンツがあったか…(^o^;)!!
今回、エアロビのインストラクターみたいなおねーちゃんダンサーばっかりだったけど、まりちゃんがナンバーに入らなかったら振りはもっと高度にできたんじゃないかと思う(^^;)。
しかしね、日本のミュージカル界を背負っていけるような人が、なんでこんなとこでうちわ振ってミニスカはいてキャーとかいうてんのか…。
時間と才能がもったいない。

後半は江原啓之さんの公開リーディングみたいに質問用紙を読んで答える、たかこさん。
読んでもいいやつをあらかじめ選んであるんだろうけど、このあたりの受け答えのツボはけっこう好きだわ(^o^;)。

タンゴ、ミュージカル曲となればまあ…
誰にも真似できない二人の世界が築けますが…
まりちゃんは脚も腕も出してて、やっぱりフォルムは完璧。休むと若返る、おそろしさ。
後ろでねじって止めた髪も、初めて見るけど、宝塚でいけてないかつらつけてるよりよほど綺麗だしタンゴにあうじゃないの。
タンゴを踊って似合う年齢にもなった。ぜんぜん脚は動かなくて下ばっかり見てても、ふと見せる、その切ない表情はさすがよ(^^;)(^^;)(^^;)…!

また、どうなんでしょうねえ「数千年前から決まってた お互いのために生まれた」とかデュエット歌われてもね…
さすがにキスシーンはなかったけど、みんな脳内でキスさせてたのではなかろうか(^^;)?

いまのたかこさんは、あれでいいだろうと思う。
ファンの方も、ケガで失ったであろう機会を取り戻せただろうから、よかったと思う。
しかし、二人で、いまは楽しくても、ずーっとずーっとこのままでいられるわけがないんだから。
でも、このままがいいんだろうね。
次もなにかあるようですが、私の懸念が吹き飛ばされることがあれば、いいのですが。

「将来があるのでしょうか?私たちに。お話の最後に、ルドルフとマリーは一緒であった、とあれば、めでたしめでたしですわ」

 

※このレポートに同意できると思った方は、「タカラヅカ狂想曲8」を読んでみてください。栄屋さんなどでおいてあるそうです。

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