ぽりーん先生のお衣装レポート vol.8

「うたかたの恋/GLORIOUS!」全国ツアーお衣装報告

[00/06/15]

ほとんどがこれまでの有ものですが、まあ、復習も兼ねて(^_^;)、ご報告いたします。 初演雪組は観ておりません。 再演星組は大劇場Ver.はBSで、東京公演は遠いお席で1回だけ。地方公演は観ておりません。 月組全国ツアーは春Ver.の千秋楽を遠いお席から1回だけ観劇したのみ。秋は観ておりません。

『うたかたの恋』 第1場 プロローグ
99年のツアーの際に新調されたお衣装のようです。 形はこれまでとほとんど変わりません。胸元をばらのリボンフラワー(っていうの?)が飾っているのも同じ。オーガンジー風(^_^;)のパフスリーブのドレスです。
違うのは身頃の全体にスパンコールの刺繍が施されているところ。これがなんとなく、野暮ったくて、お上品さに欠ける印象を受けます。これは星組のあやちゃんの時のドレスの方がすっきりとしてて絶対よかった。 胸元のカットはあやちゃんの時はV字にカットされてて、そのほうがきれいに見せますね。
現在着用のものは胸元のカットが真直ぐなんですよ。 三日月の髪飾りは同じようなものですが、トップの細工がちょっと違っています。上から観ていないので、正確なことは言えないんですが、小花が全体を覆っているような細工になっています。サイドの三日月は同じ。

99年の檀れいちゃんの舞踏会のドレスは93年の東京公演時に新調されたものでございました。

ぽりーんともあろうものが、東京のプログラムのトビラにこれだけど〜〜んと載っているのに、全然気が付いておりませんで、お恥ずかしい次第でございますm(_ _)m。 あやか様ファンの皆様〜〜ごめんなさ〜〜いm(_ _)m。 お手元に東京公演のプログラムがございましたら、どーぞ、開いてみてくださいませ。ピッカピカのしゃりしゃりしたきれいなドレスを身にまとって悩ましげにルドルフにもたれかかるマリーでございます。これも10代の娘としてはどうかと思うけど(^^;)、ま、きれいだからいいっかぁ(^^;)。

第2場 最後の舞踏会/第14場 
元の舞踏会 よくポスターで使用されるドレスはここで着用されるものですね。ポスターで着用されたものは99年の月組の時のドレスなんですが、檀れいちゃんはポスターでもこのお衣装を着用しているんですよね。
大劇・東京公演の あやちゃん着用のものとは決定的に違うので、星組地方で新調されたのか、月組用にポスター撮りの前に新調されたのか……??? それはおいといて、宙組全国ツアーのマリーのお衣装唯一の新調ドレスはこれです。 基本的なデザインは月組のドレスと同じです。月組さんは地紋が小花模様だったのが、宙組ではモアレ地紋です。後はレースの縁の刺繍がピンクの糸だとか、細かいことを言えばキリがありませんので、このくらいで。
かつらも恒例の形。

第3場 ブルク劇場にて
ここも99年全国ツアーで新調された(と思われる)、ブルーの唐草(^_^;)風模様(コード刺繍かな?)のパフスリーブのドレス。
襟ぐりと袖口、前身頃にもウエストまで小さな白いフリルが付いててポイントになってます。 再演ではピンクのドレスだったんですが(『シトラス』〜ノスタルジアでいるみちゃんが着用していますから、ご参考にどうぞ^_^;)、オフィーリアもピンクだから変えたんでしょうかね?

第5場 マリーの歓び
星組公演から同じ、ピンクを基調とした、黄色、水色などのお花のパッチワークの可愛らしい普段着のマリーです。
しかしその変なかつらはまた……(-.-;)。その髪の長さとブルク劇場の時、サイドに下ろされた髪の長さは全然違いますよ(^_^;)。安っぽいリボンが更によろしくない。

第6場 初めてのしのび逢い
黄色い長袖ボレロの付いたジャンスカ風ドレスと堤灯袖ブラウスです。
星組大劇場ではサテン地のぴかぴかした生地だったのが、東京までに色みを押さえたちりめん風(^_^;)生地の同じデザインのドレスに変わったものですね。 ボレロはあやちゃんは歌の前に自分で脱いでいたけど、花總さんのはラリッシュ夫人が脱がせていました。

第9場 1月13日
皆さんがお好きでないというブルーの亀の子模様のドレスです。
星組さんの時は寝椅子のとこで、「二人が同じ運命に運ばれていくのなら……」で誓いを破ってマリーを抱き上げたルドルフでしたが、月組全国ツアー以降、上手でこの芝居は展開され、ほんの一瞬抱き抱えて暗転というなかなか寂しい演出になりましたよね……(^_^;)。

第11場 愛と死
マリーがエリザベートと出会うシーンです。襟、袖口、リボンが黒いベルベット風(^_^;)の白いセパレートタイプのドレスですね。
……いつも思うんですけど、指輪の内側の文字を読むのにそんな見方をしては、普通は読めまい……老眼じゃないんだから(^_^;)。いやいや……それもこれも舞台演出だからね(^_^;)。

第15場B マイヤーリンク(山荘)
黒いベストに白いブラウス。生なりのロングスカートというラフなスタイルのマリー。
ここもいつもと同じです。 それしてもたしかに共も連れずに来たんだからラフな髪形でもいい……でもそれはあんまりラフすぎやしませんか(^_^;)?

第15場C マイヤーリンク(寝室)
ネグリジェといっても襟元くらいしか見えないし(意外と隠れてることをいいことに前場のブラウス(スタンドカラーだけど)かもしれないし^_^;)、そんな場面の為にわざわざ新調するわけもないだろうし、おそらくいつもと一緒だと(^_^;)。

第16場B エピローグ(雪のマイヤーリンク)
ここも星組から同じですね。 スタンドカラーにリボンが付いてて、袖はパフスリーブでありながら、長袖だというウエディングドレス。スカート部分がオーガンジー(もどき^_^;)と下布の二重構造になっておりますね。
ヴェールは星組時とは違うようですが、月組さんとは同じだと思います。……で、男役さんのお衣装にはあまり詳しくないぽりーんですが、ここのルドルフの軍服が99年春ツアーとは違っていたような……。
たかこさんの軍服の襟と袖口にはコード刺繍のような装飾があるんですが、まみさんの軍服(といいますか、再演からずっと)はその辺とってもシンプルだったと思うんですが、いかがでしょうか?

『GLORIOUS!!』

花總さんのお衣装は変更がございませんので、新場面のみご紹介します。
ジャネッツは赤いベルトの高翔さんのお衣装です。

第7楽章 未来へ
たかこさんのソロから始まるこの新場面。
たかこさんは『魅惑II』〜ビギンザビギンのマリコさんのお衣装着用です。ただ、肩布は今回付けられたものだと思うのですが? たかこさんのソロが終わると掛け声と共に群舞の皆さんが出て参ります。
男役さんたちはたかこさん同様、『魅惑II』〜ビギンザビギンの男役さんのお衣装着用です。
娘役さんたちの胸元に星の付いたドレスはちょっとどこから出たものかわからないんですが……?『サザンクロス』〜カルナバル幻想の東京ってこんなお衣装でしたか(大劇は『ラ・カンタータ』〜シボネーのお衣装だったんだけど)?2〜3回は観てるんですが、ほさちしか観てないもんで、記憶がいまいち……(^_^;)。
花總さんは舞台奥から途中参加です。お衣装は『サザンクロス』〜カルナバル幻想のほさちのお衣装。 ブルーと白のお腹の部分が切れてるセパレートのお衣装ですね。