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[00/08/22]
1着目:プロローグで九鬼水軍の末裔達がかっこよく総踊りをご披露した後、この日婚礼を迎える九鬼本家の鼻つまみ者・海人の元に分家の跳ねっ返り姫・由布姫が婚礼衣装に身を包み下手花道より登場。
当然白無垢に白い綿帽子のはず……が、なぜか黄緑色の花嫁衣装……(-_-メ)。黄緑色では綿帽子とは言いたくないぜ……。
2着目:この花嫁衣装から舞台上の早替りで海人さんとお揃いの黒装束に赤地に荒波模様のハッピを水色に立涌模様の腰帯で締めてあります。足袋まで黒に早替り(^^;)。
この姿で元気にデュエット(^^;)しますので、由布姫ももちろん袴です。
3着目:プログラムやスチールに使用している打掛と小袖です。紫地に金の立涌、梅や菊、笹等が刺繍されております。小袖は裾に小さい桜模様のようですね。
4着目:エカテリーナとして下手袖よりあきよちゃんを伴って登場します。
息を呑むほど美しい白いドレス。地紋までは判別できませんでした。スクエアカットの胸元、左胸に聖エカテリーナ勲章が付いています。身頃のセンターはドレスの裾までゴールドの帯が走っております。袖の造りは肘の付近からレースになっています。後ろにちょっと長めにひいたローブはアイボリーかな?ぽりーん的にはこのドレスが一番好き(^^)。
5着目:どーも宮殿の中庭と思われる場所で海人さんと出会うシーン。ここでは全身ゴールドの肩出しドレス。ロマノフ家の紋章・双頭の鷲の模様がちりばめられております。胸元、袖口はそれぞれ2段、3段レースになっています。
このドレスのデザイン画が現在、プチミュージアムに展示されていますが、やっぱり、生地が全然違っているようですね。金地に黒いレースを重ねた生地を指示してあったようですが、それと似て非なる生地を使用してあるようです。妙にきらびやかなので下手に着ると下品になってしまいそう。そこは花總まりきれいに着こなしていらっしゃいます。
デザイン画では1mローブを引くとありましたが、さすがに1mは引いてなかった(^^;;;;
6着目:私はもう花總さんがどんな衣装を着て、どんなシーンをやろうともかなり免疫がついたつもりですし、だからおののいたり、驚かないつもりだったのでございますが、これには参った(^^;)。
階段上に立っているのはオスカル然とした赤い軍服に地紋のある赤いマントを左肩に掛けたエカテリーナ。もちろんスターブーツでしょう。髪は巻毛を黒いベルベット風のリボンで一つにくくってあります。
その姿でどこかでみたことのあるようなバスティーユのダンス(^^;)。今にも「シトワイヤン!行こーーーーーーーーーっ!」と聞こえてきそうです。勿論、腰にはサーベルもあるし、だからサーベル持って踊ります。……いいのかしらぁ(--;)
7着目:最後はまた由布姫です。宮津で海人の帰りを待つ姫はまるで大漁旗を着物に仕立て直したかのような裾に白波が立っている橙色の着物をお召しです。帯は薄いグリーンの丸帯……であるはず(^^;)。
ちなみにペテルブルグの貴婦人の皆さんはほとんどがマリーアントワネットのドレスを着用されております。キャルさんのベルベット風の赤いドレスと、紫のバラ模様のドレス。仁科さんの紫とシルバーのドレス、フェルゼンと逢引シーン(^^;)のピンクのドレスなどなど。楽しいですよ。あきよちゃんは全点新調じゃないかな?きれいな総レースのドレス。けっこう きれいに着ています。結い上げた髪形にしたのもよかったんじゃないでしょうか?
<プロローグ> 淡い紫のしっぽ付き(^^;)ジャケットに同色の3段フリルのミニスカート(真ん中が1段だけ濃い)、足元はグレーのスターブーツ。襟とベルト辺りは白。腕にはアームウォーマー……と言っていいのかな?全員ジャケットは新調のようです。でも全員分新調すると生地が安っぽいく見えてあまりいいことではございませんね。石田作品にありがちなこのままウルトラマンなんかに出てきそうなデザインでございます(^^;)。いや、3段フリルのミニスカートでは戦えまいが(^^;)。
このお衣装ではじけながら歌って踊る、花總さん。振り付けはお久しぶりの前田清実先生。
<SAKURA> 勇壮な<大漁ソーラン>が終わってわたさんが上手にはけて、舞台センターからピンクのお衣装に身を包んだ新トップコンビが登場します。花總さんのお衣装は膝丈でピンクから白の袖なしグラデーションワンピース。襟周りと袖口はフリルで縁取られていてとっても可愛い。この襟周りのフリルは一部右胸からスカート裾まで下がっていて、ウエスト部分からフリーになっているので踊ると揺れてなかなかキュートです。 同色のリストバンドも紐付きでこれも揺れ具合が可愛い。
とっても可愛いお衣装ですが、ジャズアレンジのこのシーンと合うかってゆーと、どうかと思います。
<男と女> 女バーテンダーのシーンです。プログラムにあるお衣装ですが、シャツが黒のストライプです。髪型もほぼプログラム通りですが、三つあみは左に垂らしています。ベルベット風のベスト と深くスリットの入った黒いロングタイトスカート。
ラストでカウンターに座って足を組むとご自慢の脚線美が素晴らしい。それなのに、どうしてそんなコメディタッチのシーンに作ってしまったのかしら?もっとアダルトに気だるく作ってほしかった。バーテンダーは当然、シェーカーを振ってカクテルも作ります。
<シャンペンタワー> 水しぇんから順にわたさんまでのシーンが終わると、舞台中央の螺旋階段上に赤いドレス姿で羽のショールをまとってスタンバイ。ワンショルダーのドレスかな?と思ったら左肩に細いストラップがあった。右肩から裾、左胸にかけて暴れ熨斗模様のようにレースが走っています。色が中途半端でちょっと安っぽく感じられて好きじゃない。
ここは男役さんのスーツ が色んな色(それもそれぞれシャーベット系の淡い色なので)があって統一感がなくて、その意味でも好きじゃないです。
たかこさんが「酒と薔薇の日々」を歌って登場、銀橋から本舞台に戻ってショールをはずした花總さんとデュエットします。
<九尾の狐> 白いフェイクレザー(^^;)のチャイナドレス風お衣装。スリットは両足にやや浅めながらぱっくりと入っております(^^;)。スリットの縁は光りもので縁どられています。前身頃には金の模様が大きく入っていて、そのまま左のスリットの脇まで流れています。 首には茶色のファの襟巻き。かつらは耳付き(^^;)ボブスタイル。
登場は舞台奥センターから。登場の時は茶色のファの付いたボレロを着ています。 後ろに控えるコロスの皆さんは「尻尾」らしいんですが、尻尾というにはそれらしいフォーメーションでもなくて、少々残念ですね。九尾の狐と聞けばもっとまがまがしいシーンかと期待しちゃうところですが、 全然そんなことはなくて、狐さんはじゅりぴょんを庇って死んでしまいます。背中に3本の矢をしょって……(-_-メ)。
<フィナーレ> 「モナリザ」のシーンは白いスリップドレス。前後身頃に斜めに孤を描くようにラインストーン(?スパンコール?)の模様が走っていてすっきりとしたきれいなドレスになっています。
一瞬「有モノか?!」と思いましたが違うようでございます。 しかしそのネックレスはまた、しょっちゅう使っているヤツですねぇ(^^;)。『シトラス』、『バウボヤージュ』のスチールでも使いましたよね(^^;;;;
ごめんなさい!モナリザは有モノでした!! やはり直感というものは正しいものらしく、今さらではございますが、出典が判明いたしましたので、ここに訂正させていただきます。 『レ・シェルバン』フィナーレ・「アバロン」で花總さん自身が着用されたものです。タキシードの男役とスリップドレスの娘役の大勢口のシーンです。 まあ、これもデュエットといえば、デュエットと言えるのかもしれませんが(^^;)。 純粋にデュエットダンスだけ思い巡らしていたらすっかり忘却の彼方でした。 この「アバロン」当初はあったリフトが途中からなくなったんですよね……たしか。ついでにシャンペンタワーの和央さんとのデュエット時花總さんはショールをしたままでした。これも併せて訂正させていただきますね。 (2000.10.17)
「威風堂々」はシャンペンゴールドのたかこさんとペアのドレス。ハイネックで肩、背中を惜しげもなくぱっくりと開けたドレスは久しぶりですね(^_^)。 全体をチェーン(?)の装飾が覆っていてこの為にきっとリフトは出来なかったのではないか?と思うのですが、如何がでしょう??? パレードはまるで『GLORIOUS!!』のパクリかと思わせる(^^;)、これまた白いミニスカートにスターブーツというスタイル。たかこさんとすっかりお揃い(#^^#)。 スカートの方は細かいプリーツの布で2段のフレアーになっています。下の段の後ろが長くなっています。