ぽりーん先生の観劇レポート vol.19

BOXMAN

[04/03/8]

ワタクシぽりーんはきれいなお衣装が好きです。ですから、きれいなお衣装ならすぐにも記憶するのですが、現代劇だと全然記憶に残らないんですねぇ……(^^;)。しかもこのようにどちらかというと、ダサめとなると更に(^^;)。それでも書けと言うのか>管理人〜〜

1着目:黒いブラウスにグレー(チャコールグレーかな?)のスーツ。スカートは膝丈・フレアーな感じでしたか?。このスーツは2部でも登場します。花總さんともあろう方が(甲冑とかなら致し方ないけど)一つの作品でお衣装を着まわされるなんてびっくりだわ〜〜(^^;)。
2着目:パンツスーツ。ジャケットはチェック、ボトムは黒。さいこーにダサい格好だったわ(-_-#)。ああいうワイドパンツはあの方のようにおみ足のほっそ〜〜〜い方がお召しになると、ちょっと貧相に見えますねぇ。そこが狙いなのでしょーか??
3着目:ストラップレスのドレス。スモーキーオレンジっていうのかしら?玉虫色に光のかげん、皺の寄り方でいろんな表情を見せる生地でした。この時に使用しているアクセサリーはプログラムで初嶺ちゃんも付けてます。デパートでよく見かけることのできるimacの最近の定番商品ですね。カラーパターンがいくつかありますが、赤い石のもののようです。
4着目:水色のシャネルスーツ風。インナーは白いフリル付きスタンドカラーのブラウス。……しかし、ニューヨークあたり(明確な設定はされていないようですけど)の職業婦人(^^;)がそんなスーツ着ますかねぇ……。
その後、この上にコートを着て、水色のやわらかなスカーフを襟元に巻いて出てきますね。このコートも後でまた出てきます。
5着目:白いレースのブラウスに紫のベルベット風スカート。
6着目:キャメル系のタートルセーターに黒いスカート。その上に真っ白なコート。
7着目:赤いベルベット風スーツ。ベルトは黒。
8着目:身ごろに大きな葉脈(^^;)のビーズ刺繍を施した黒いドレス。形はテンプテーションのデュエットと同じってかんじ。袖がシースルーだし、袖の付き方なども同様。

……なんてつまんない……。どの衣装にもそそられないってゆーか、お気に入りがここまでない作品も珍しい。お衣装デザインは任田先生なんだけどなー。現代ものはほんとうに心躍らなくて報告にもまったく力入りません(-_-;)。
花總さんは破綻なく演じていますが、このドリーという役、ぐんちゃんやみどりちゃんならもっと面白いんじゃないかなーと思いながら拝見しました。私的にはどうせ宝塚の花總まりさんが演るのであれば、若作りのお姫さま役はイヤだけど、大きなお芝居―現実にはありえないほどの悲劇とかーの方が観たいですね。こんなに簡単にハッピーエンドになっちゃあイヤよ。やはり10数年の年月を経て万感の思いを込めて、「朝起きて、一番にあたしのこと思った?」と聞けるくらい、なが〜〜いムショ暮らししていただきたいわ>ケビン
…で、FBIってのは嘱託でも勤務できるんですか?

ディケンズのすっしーさんの思い切ったお芝居(^^;)、ガイチさんのコンサートで何かを吹っ切ったのかルーズベルトの十輝いりすくんのちょときわもの風(^^;)のお芝居、中日から休む暇もなてほんとうにお疲れ様なロジャーのマヤさんの達者なお芝居、笑わせていただきました。
お金持ちのマダムから清純そうなクラブの客役までアンサンブルで大活躍のきゃみ。白いワンピースのきゃみを見ると、『グランサッソ』のあやちゃんを思い出したりして(^^;)。
マコーミックはやはりらぶりーだし、たっちんはアンサンブルだったけど、3人口なんかに入っておねーさんたちと出てくるし、真ん中の二人以外は確かに役の少ない作品ですが、その真ん中以外にもちょとしたところで、楽しんできました(^^)。

アンサンブルの女たちが無意味に(^^;)スリップドレスでうろうろするのも正塚作品らしいですねー(^^;)。そのお衣装でバレエちっくな振りなどを披露されると、ここにまりちゃんがいたらいいダンスを見せてくれるだろうなーなんて考えても仕方ないことを思い巡らせておりました。
ナンバーといえば、金庫破りのナンバーがすてきでしたね〜〜(#^^#)。あまりダンサーのいない宙組男役ですが(^^;)、それでも雰囲気のあるいいナンバーでした。前回雪組公演から平沢智さんが振り付けに入ってますけど、このナンバーがそうなのかしら?

何回も観るのはいやだなーという駄作ではけっしてありません。お時間の許す方はどーぞ、何回でも観ていただいて。でも1回しか観なくても十分楽しめる作品ではありますよー。