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2002.12.22 ホテル阪急インターナショナル
黒のノースリーブのワンピースにすけるショールで現われた現れたまりちゃん。この公演の衣装は鎖骨も腕も見えませんので、この日のお洋服は素敵(^^)。
遅くなってすみません! 今日は「聖なる星の奇蹟」のお茶会に来て下さってほんとにありがとうございます。年末今年最後のお茶会となりましたが、みなさんとまた楽しい時間を過ごせればと思っております。 最後までよろしくお願いします。では乾杯をさせていただきたいと思います。じゃ、今日一日よろしくお願いします。かんぱーい♪
――――今回初めて演出家の児玉先生とお仕事をされるということで、どのようにして作品をつくられていったのでしょうか?
そうですね…初めて児玉先生とお話させていただいたんですけれども、元々、劇団で よくお見かけする児玉先生は、ほんとにとてもちっちゃくてすごい可愛らしくて。 いつかこの先生の作品に出させていただけたら嬉しいなとず〜っと思っていたので、 決まった時はほんとに嬉しかったですね。
…がっ!お稽古が始まりまして、 先生はこんなにしつこかったんだと思って……ホントにしつこくって(笑)。 しつこいという言い方はちょっとでもあまりよいイメージがないのですけども、 すごく今回の作品に先生のイメージがほんとに強くて…。 いちばん最初のお稽古日というのが、まず集合日って顔合わせがあるんですけど、 普通は大体初めてホンをいただいて本読みをして終わるんですけど、その日から(お稽古終了が)10時でした(笑)。 ええぇっ?と思うぐらい…こう、ひとこと台詞を言ったら、《ちがうんです〜〜それはそういう言い方じゃ ないんです〜〜》って、ひとことひとことの台詞にすごいこだわりがあって。 なんでしょうねぇ…お稽古が進む内に、リディアは児玉先生なんじゃないかな?と思うくらい、すごく純真でストレートで…なんかかわいい女性だなと思ったんですけど(笑)。 ほんっとにしつこくて(笑) まだ全然覚えてないからちょっと待ってー!と思うんですけど(笑)、 《ちがうんです〜ちがうんです〜》という感じのお稽古が集合日から始まって。 なかなかその先生のイメージにたどり着けない自分とこう…。 大体いつもは台詞を自分なりに覚えて、それを先生に見ていただいて、 『これはもうちょっとこういう気持ちで』っていうのでだんだん変えていくんですけど、 台詞もまだ覚えられていないと言うのに、どんどんどんどん先生の要求が深くなっていくばかりで、 それに追いつくのがとっても大変でした。
…で、いま初日が開いて、一日二日が経ってるんですけど、《私、できるだけ見に行きますのでがんばってください〜》って言われるんですけど(笑)、 『はい〜』って言いながら、終演後は、《おかえりなさい〜あのですね!》ってダメ出しから始まる毎日が…もうついさっきまで続いておりまして。先生は一月に入ると、バウのワークショップの方を担当されているので、《赤坂の方はなかなか行けないので、ドラマシティはがんばって行きま〜す!》ってニコニコ顔で仰られているんですけど、『はあぁ・・・』という感じで(笑)。なかなか難しいですねぇ。 よくよく考えると、この作品って今までの中でまたすごく違った難しさがあって。たぶん先生のイメージがすごいあるので、ちょっとしたことで、自分がこうかな?と思ってやったら、《ちがいます〜》ってニコニコ顔で(笑)。『え〜、あぁ…じゃあ今のダメだったんだ…』と思ったら、《なかなかいいんじゃないですか〜》て感じで…。なんかこう自分の中では、先生の中で何がいいのか、何が悪いのかっていうのが、 まだ全然先生の考えが読みとれないまま毎日やってるんですけど・・・。
でも!毎日不安を抱きながらやってるわけじゃないので皆さん安心してください(笑)。 一回一回、『今日はもう、これで私は満足!』と思いながら私はやってるので(笑)。 でも、早く児玉先生のイメージに近づけたらいいなーと…。 今日の1回目も一応合格点をいただけたのですけど、2回目は、《だいぶよくなってきたんじゃないでしょうか〜》って言われて、『あ〜そうかぁ!よかったよかった』って思いながらも、 何がいいのか何が悪いのか全然わからない…っていう感じで毎日やってますね。
――――今回、セットやイルミネーションがとても素敵ですね。特にゴンドラのシーンで夜景をみるという
場面があるのですが、初日は特にわああぁ〜っていう歓声が一杯ひろがっているのですが、そのあたりのイルミネーションについてはいかがでしょうか?
・・・そのあたりについてですか(笑)? 私からはなーんにも見えないんです(笑)
舞台稽古の日にすごく楽しみにしていたんですね。先生は、《下にも、いっぱい光りを散りばめて、ホントにきれいなんです!見てください。楽しみにしてくださ〜い!》とか言ってたんですけど、いざ上がったら、『まっくらだ……』とか思って(笑)。一緒に和央さんとゴンドラに乗せていただいているんですけど、その時に、でも後ろをみたらホントにきれいで…お稽古場の時に自分が思い描いていた夜景とほんとに一緒だったので、幕が開いてからも想像はしやすいのでやってるんですけど、客席はまっくらなので(笑)。一生懸命想像してやってます(笑)。
――――客席から見たら本当にとても素敵ですので、私達も楽しみにしている場面です。
お話の途中なんですけれども、お客様がいらっしゃったということで、皆さま大きな拍手でお迎えください。それではお客様、お入りください
たかこさん、ご登場(^○^)!
ま:わあぁー!お疲れさまでした〜お忙しい所をすみません!ありがとうございます〜
和:お疲れさまでした〜
ま:今、お話を…ちょうど和央さんのお名前が出て…
和:ゆがんでるよ
歓迎ムード満点のまりちゃんの話を聞かずに^^;、まずゆがんでいたチョーカーを指摘されるたかこさん。
ま:自分からは見えない…なおりましたか?あのーお話を…あっ、和央ようかさんです!(会場拍手!!)今、ちょうど一幕のラストのゴンドラに乗って夜景がきれいでどうですか?って、言われたんですけどなんにも答えられなかったんです。
和:なんで?
ま:だって客席はまっくらだから…(会場笑)。真っ暗っておっしゃったじゃないですかー!
和:言ったっけ? そうそ!あの…お客さまに全員ペンライト持ってもらっていただこうかと思ったんだよね 。
ま:そうなんです言ってたんですよ。ペンライトをみんな持っていただいて、その瞬間にカチカチカチカチってやったら感動するだろうねーって。
和:でも感動するけど、ほんとはお客様が感動しなきゃならないから(笑)…私達のためにやってもね(笑)
ま:そうなんですそうなんです、そうなんですよねー。あのーあとはね、児玉先生がね、言ってはイケナイんですけど、あまりにもこう…なんかたまってたみたいで…児玉先生はしつこいって言っちゃったんです…つい…
和:(笑)……これがまたネットに流れてだね〜
ま:でもちゃんとこう…そのあと説明したので、誰一人そんなふうに載せる人はいないと思いますよー!…ちゃんと、しつこいっていう言い方は、ちょっと違って、先生の素晴らしいイメージとすばらしいこだわりがあって、なかなかそれができないんだって…
和:ネットに流れるかどうか、ここにいる方しか知らないわけでしょ(笑)?私、ひとことも言ってないもん!
ま:そうですねー(笑) もうたぶん今晩のネット…みんな帰ったらカチカチカチって(…キーボードで文字を打ってる…イケてない真似^^;に会場笑)。大変でしたよね、でもね。先生の口癖っていうのが、《いいじゃないですか〜》って言うんですよね。全然よくないのに(会場笑)。いいじゃないですか〜って……かわいい。
和:かわいいね。
ま:すごいでもかわいくて、すごいロマンティックなんですよね。この作品をみてたぶんね…ロマンティックですよね。どうですか? あのブランコに乗ってみたいでしょ?
和:一回乗った。舞台稽古中に…。でも児玉先生が最初に乗ったらしいよ。
ま:そうなんです。《まず私が乗ってきまーす》って言いながら。ゴンドラは乗れなかったって仰ってましたけど。
和:あのブランコ、でもご機嫌にこいでたらガーンッ!とか音するよね?
ま:そうなんですよ。ゴキゲンにこいだらガターンッ!とかいってバランスが難しくて。今はこう…ルン、ルン♪とかって(笑) ごきげんよく乗ってるんですけど。
ドラマシティ初日、まさにバキっ!と音がしたのを聞きました(^_^;)。そのあとの公演では、ルン♪と可愛らしく、小さくこいでいたみたいですね。
和:人、引っぱってきて、勝手にブランコに座って……ねえ(笑)
ま:かわいいでしょう?(笑)
和:かわいいね(笑)…うん。かわいいね(笑)
ま:・・・どうしたんですか(笑)?…フレデリック?
和:え?(笑)……フレデリックは穏やかじゃないといけないから…
ま:《フレデリックは怒りませ〜〜ん!》って児玉先生がね(笑)。いやいやいや、ほんとにそんな感じで言われるんです。今日もね、《怒んないんです〜〜!フレデリックは〜〜!》って。今日も明日もあさってもきっといらっしゃいますよね!(笑)。
和:・・・(笑) あさっては休みだからたぶん来ないと思う(笑) 。
ま:うん…でもね、なんか、でも、すごい幸せです(会場笑!幸せにしちゃあ…そのちょっと疲れた言い方は^^;)…なんでみんな笑うの?
和:なんか誤解されるようなしゃべり方なんじゃない?(笑)
ま:そうですか?(笑) そういう風にしゃべってないんですけど…ね、フレデリックさん…ね。もう恥ずかしいからやめましょうか(笑)
和:んっ(笑)…じゃあ失礼します
ま:すいません、ほんとにお疲れの中をわざわざありがとうございましたー。
和:いえいえいえいえー。あ、お花もいっぱい…!
ま:そうなんですよ♪ これ、私の母が…亡くなった母が、草や木や…(笑)。もうでもね、終演後もね、台詞がグルグルグルグル回ってるんです。…うん。もう何しゃべっていいかわからなくなってきた…
和:なんで(笑)?質問して貰ったらいいじゃん。違うの(笑)?あ、自分でしゃべんなきゃいけないの?
ま:はい…今はこれ、自分でしゃべるコーナー……(会場笑!いつからそんなコーナーが!!)
和:ええーっ!そんなコーナーがあるんだぁ(笑)
ま:なんか…たくさん迷惑をかけてしまっているような気がして…
和:私に?迷惑?なんにもかけてないよー。なんかかけてたっけ?思い出したらでてくるかも(笑) でもなんにも失敗してないよね。もう、迷惑っていったら…ドレスが大っきすぎて踏みそうになることぐらいかなぁ?
ま:そう。いちばん最後のワルツステップ、難しいんです。お稽古場で一回、お衣装のスカートだけ借りて練習させていただいた…すいません、実はほんっとに目がまわってるんです、あそこ。
和:そうなんだー(笑)……そうは見えない。
ま:そうですか(笑) がんばりますんでよろしくお願いします。
和:よろしくお願いします。がんばってください「一人でしゃべるコーナー(笑)」。すいません長々と。お邪魔しましたー!
ま:ありがとうございましたー!
<記念撮影>
またも変な顔をして^^;写っていかれました。何度も来ていただいてるたかこさんですが、全部変な顔して撮ってない…?
――――このあと引き続きお客様がいらしているということで…皆さま大きな拍手でお迎えください。
お客様、どうぞお入りください
ま:わーい。あすだぁー。ありがとうー!はいっ、もう皆さまご存じですよね?あすです!(拍手!)今回ね、密かに私達の中であすの場面、と呼んでる場面があって…ねっ!スケートのところね!(笑)緊張してるね?
華凛:ハイッ…緊張してます
ま:楽しい?
華凛:はい!楽しいです
ま:(笑)…なかなかね、あすはね、センターがとれなくてね…難しかった?今は大丈夫?
華凛:はいっ今はなんとか。
ま:んっ(笑) ほーんとに可愛いんですよ。あの・・あすを追っていたら、あすのキックっていうのがね、あるよね?振りでね?
華凛:あ、ある…振りであります
ま:振りであるよね。かわいい〜(笑) もう…おばちゃんデロデロ〜って感じ(笑)(よだれを拭く、おやぢなゼスチャー^^;)
華凛:んなっ、こっちのほうがデロンデロンですよ!!(…意味不明だ^^;)
ま:(笑)なに言うのー。いっつもね、相も変わらずね、色々ね、お世話して下さってるので、ねっ♪
華凛:こっ、こちらこそっ
ま:(笑)……ね、あしたもがんばろうね!可愛いんですよねーあのなんか…手、持ってね。あれ、さしてるんだよね?難しい?
華凛:緊張してちょっと不揃いに…(手がブルブル震えているらしい^^;)
ま:こっちまで緊張してきた(笑)。ありがとうー来てくれて!じゃ写真撮ろっか♪
<記念撮影>
ありがとう〜バイバーイ! ……あすはね、ほんとに可愛いんですよ。なんかこう…あす独特のムードがあって。たぶんね、お客様もこう…あすの舞台、見てたらわかると思うんですけどほんとに可愛い。北海道の子なんです。だからいっつもノビノビとしてて…。また皆さん見てあげてください!
――――ドラマシティの舞台裏や楽屋の様子などについての感想はいかがですか?
びっくりしたのは暗転がほんっとに真っ暗で怖いんです。いちばん最初、出て踊って、次、ブランコで寝てるシーンから始まるのですが、そのブランコが出てくるのが全くわからないぐらい真っ暗で、ずーっとブランコが出てくるのを待っているんですけど、大劇場だったらオケピットがあるのでオケの譜面台のあかりがもれて完全に真っ暗になることはないのですが…まっくらなのが怖いなというのがまず第一印象ですね。
2幕のあたまに幻想の踊りがあって、そのあとベッドの上に寝るところからまたライトが入って…という場面があるのですけど、ほんとに真っ暗で、ベッドが出てきているのか、音は聞こえるんだけど出てきているのかどこにあるのかが全然わからなくて…。
じつは今、ポッポさんが私を迎えに来て下さるんですけど、これはここだけの話なんですけど、手のひらに光るテープを貼ってきて下さるのですが、私からは光るテープが動いている風にしか見えなくて(笑)。だんだんポッポさんもちょっと遊んできて、それがハート型になってたり(笑)、でもね、ハート型なのもわからない位ほんっとに真っ暗なんですよ。
だからそういう意味ではドラマシティはすごくびっくりしました。
あとは…楽屋口が1階にあって楽屋が2階で舞台が地下なんですけど、だんだん下がっていくのがなかなか慣れなくて最初のうちは迷ったりしましたね。
――――今年は公演中にクリスマスを迎えますが、いちばん印象的だったクリスマスやクリスマスの思い出などについておきかせください。
そうですねー今パッと浮かんだのは、宙組になってなぜか毎年のようにクリスマスの日はレビュースペシャルで(笑)、皆さまと過ごしていた記憶がほんとに強くて、2、3年?連続でいっつも宙組は出ていた記憶があって。最初のうちはクリスマスもみんなと一緒でいいなぁと思っていたんですけど、ちらほら、またクリスマス、宝塚でみんなと一緒か〜っていう声が(笑)みんなふざけながらですけどだんだん出てきて(笑)。
でも雰囲気がすごく素敵で、クリスマスの日にクリスマスの曲をたくさん聴いたり、お客様の顔を見てホッコリしたりっていうのは今思うと凄く楽しかったな〜というのがいちばんのクリスマスの思い出ですね。あとはそうですね、小さい頃はやっぱり朝起きたら枕元にプレゼントが置いてあったり…っていうのがありましたね。
1.順番を予想
2.連想ゲーム
3.ある一つの絵に何かを付け足して別のものに見えるようにするお絵かきゲーム
…何度もお茶会に参加してきましたが、まりちゃんの脳内活動を予想することは不可能です(^_^;)。特にお絵書きゲームは、あまりにも想像を絶しているので一度も当てた試しがございません…
短い時間でしたが今日は本当にありがとうございました!
またまたすごく楽しかったし、年末に、クリスマスに、すごくまた楽しい良い思い出ができました。公演は29日までドラマシティでやっておりまして来年は赤坂ACTで同じ作品を持って行きますので、皆様たくさん見にいらっしゃってください。
私も日々精進、日々リディアを深めていけたらなと思って毎日がんばっておりますので楽しみにたくさん見にいらしてください。
それが終わりましたら「傭兵ピエール/満天星大夜總会」に入りますが、今はまだ「聖なる星の奇蹟」のほうで頭がいっぱいなのでたくさん見に来てください。また全然ガラッと違う作品に大劇場はなると思いますので、2月、お忙しい時期だとは思いますが、ぜひまず大劇場の方に見に来てください。お待ちしています!
今日は本当にありがとうございました。
客席のあいだをぬってご退場。今回は、いつものように役に悩むことがなかったのか、舞台でのようすと同じくずいぶんとリラックスした感じで、そこが面白かったですね〜。『自分でしゃべるコーナー』も、がんばってお話してくれました。内容は、たかこさんもご心配なさってますから^^;、ここだけのヒミツにしてくださいね>読者のみなさま